ARTISTS

エリック・スネル Eric Snell

1653年 イギリス チャネル島グァンジーに生まれる。
1972-73年 イギリス バーミンガム技術学校で学ぶ。
1973-76年 イギリス ロンドンのオーネシィ美術大学で学ぶ。
1985-86年 ドイツ ベルリンのDAADの招待作家となり、1年間ベルリンで制作活動を行う。
1992-93年 シテインターナショナーレデパリの招待作家となる。

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エリック・スネルの作品は、大きく3つの表現に分けられます。第一に磁力を持つマグネットを使った「磁石のドローイング」。2つ目は方位をはかるコンパスを使った「コンパスのドローイング」。3つ目は燃やした木の炭で描かれる「燃やした木のドローイング」です。

磁石・ドローイング
磁石を用いて私は、磁力という目には見えないエネルギーの存在を尊重すると同時に、それに挑戦したい。:視覚化しながら、一方では隠れている。精神(大脳)と肉体のバランスと同様のヴィジュアルを提示し、:不確かさを換気する。

コンパス・ドローイング
コンパスを用いることで私は、地球地場に注目し、ひとつの解釈を表したい。この目に見えないエネルギーとともに、かつ、それに対して、制作する。
ーこのエネルギーは常に私たちと存在している。

燃やした木のドローイング
「燃やした木のドローイング」は、私自身が媒体となり、燃やすというプロセスを通過させることで、木が持つ固有で/自然なエネルギーを線の中に込める。
秩序に関係づけられているすべての私の作品そのものが、この作品には存在する。
ー幸福の意味、、、制作中に物質と自然界の間で交わされる対話。